事務所概要

事務所名田邊竜士税理士事務所
所長名
田邊 竜士
所在地
〒436-0028
静岡県掛川市亀の甲2丁目23-3
電話番号0537-24-5618
FAX番号0537-23-0470
業務内容
・創業、独立の支援
・税務、会計、決算業務
・税務申告書への書面添付
・自計化システムの導入支援
・経営計画の策定支援
・税務調査の立会い
・保険指導
・経営相談等

 東海税理士会 

所長のつぶやき

1.はじめに

税理士の田邊と申します。

ここでは、日々感じたことや考えたことを、不定期で発信していきたいと思います。


なお、掲載した内容は、その都度削除していく予定です。

2.税理士としての思い

私は「地域発展」を願って仕事をしております。

「地域発展」という言葉にはさまざまな意味がありますが、私自身の仕事に落とし込むと、
顧問先様が企業家として前向きに仕事に取り組める環境を整えること
が、地域発展につながると考えています。

社長様が企業家として活躍されるためのサポートこそが、税理士の使命です。

具体的には、

  • 会計業務

  • 税務業務

  • 経営助言

  • 保証業務

  • 各種専門家との連携

などを通じて、社長様とともに個別具体的な課題を考え、会社の発展を共に企てていくことを大切にしています。

企業家として考え抜き、計画を実行した結果、会社が成長し、社長様がより大きく成長し、従業員様も逞しくなっていく。
そのような姿を理想としております。

また、すべての指標の中でも「現金預金が最も大事」という考えのもと、常にキャッシュを中心に物事を考えることを基本としています。





3.企業家とは

「企業家」とは、企てて業(仕事)をする人のことだと考えています。

世の中には、産業・生業・家業・事業など、さまざまな「業」があります。
その中でも「産業」を生み出すのは一部の大企業や天才の領域かもしれません。
しかし、「企業(企てて仕事をする)」であれば、考え抜く力を持つ人なら誰でも可能です。

そのように、しっかりと考え抜いて仕事をする人を、私は「企業家」と定義しています。

例えば設備投資ひとつを取っても、

  • 自己資金で行うのか

  • 補助金を活用するのか

  • 借入を利用するのか

  • そもそも投資自体が必要なのか

  • どのプロセスを経るのが最適か

  • 投資後の採算はどうなるのか

など、数多くの「企て(プラン)」が必要です。
このように、考え抜いたうえで実行する姿こそ、まさに企業家の在り方だと思います。

1.補助金と助成金の違いとは?

~起業・経営支援に欠かせない基礎知識~


「補助金」と「助成金」は、どちらも国や自治体などの公的機関から支給される返済不要の資金です。
ただし、申請先や目的、審査の有無などに明確な違いがあります。
ここでは、経営者・起業家の皆さまに知っていただきたい「補助金」と「助成金」の違いをわかりやすく解説します。


2.具体的な違い 

(1)補助金 

 ①省庁→経済産業省、環境省他 

 ②対象→機械装置、建物改修、広告宣伝費等の設備投資

 ③審査→募集要件を満たしたうえで審査がある 

 ④金額→少額なものから数億円のものまである 

 ⑤募集→募集期間が決められている 

 ⑥相談先→銀行、商工会議所、中小企業診断士、コンサルティング会社、税理士他 (

2)助成金 

 ①省庁→厚生労働省

 ②対象→雇用関連・安定、従業員能力開発

 ③審査→募集要件を満たすことで助成される 

 ④金額→ものによるが少額なものが多い 

 ⑤募集→年度を通して通年で募集 

 ⑥相談先→社会保険労務士

3.まとめ

補助金と助成金の違いは、前述のとおりです。
いずれの制度も共通して言えるのは、事前の準備が非常に大切だということです。

思い立ってすぐに取り組むのではなく、少なくとも1年以上前から計画を立てて準備するくらいの姿勢が望ましいと感じています。
また、補助金や助成金は「申請したらすぐにお金がもらえる」と誤解される方も多いですが、実際には申請から受給まで1年以上かかるケースがほとんどです。

したがって、申請を検討する際は、あらかじめ資金繰りをしっかり整えておくことが重要です。
このような準備と計画性をもって取り組むことこそ、まさに「企業家としての姿勢」と言えるでしょう。

専門家に依頼するメリット

補助金や助成金の申請は、複雑で専門的な知識を要します。
そのため、補助金のプロに依頼することを強くお勧めします。

私自身の経験でも、銀行などが「申請は難しい」と判断した案件が、専門家に依頼したことで採択されたケースが数多くありました。
やはり、専門分野のことは専門家に任せた方が、結果的に時間・労力・成果のすべてで有利になると感じています。

最後に

補助金が採択された後に銀行へ融資を依頼すれば、
銀行・補助金機関・そして貴社のすべてがメリットを得る形になります。
このような好循環を実現できる瞬間を見られることが、私
たちの何よりの喜びです。

謹んで新春のお慶びを申し上げます。


旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
先代より事業を引き継ぎ、早いもので本年で五年目を迎えることとなりました。

おかげさまで、地域の皆様に支えられ、顧問先も100件を超えるまでに成長し、
また、事務所を支えてくださる協力企業も増え、現在は6名体制で業務を運営しております。
こうして事業を継続・発展させてこられたのも、ひとえに皆様の温かいご支援とご愛顧の賜物と、心より感謝申し上げます。

今後も、地域の皆様に信頼され、愛される事務所であり続けるため、
職員一同、誠実に努力を重ねてまいります。

本年も変わらぬご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。


令和7年1月3日
田邊会計事務所
代表 田邊竜士

お知らせ

このたび当事務所は、IT導入補助金の支援事業者 として認定されました。

今後は、会計システムの導入パソコンなどの設備投資 をお考えの方に向けて、補助金を活用した導入支援を行ってまいります。

私たちは、顧問先の皆さまの業務効率化と事業のさらなる発展をサポートするため、職員一同力を合わせて取り組んでまいります。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

黒字割合と支援への想い

■ 黒字化へのこだわり

当事務所では、「黒字化」に強いこだわりを持ち、経営者様の事業成長を全力でサポートしています。

黒字化の目的は、単に利益を出すことではなく、
その先にある資金管理の明確化(納税資金・運転資金の見える化)を通じて、
企業の財務状況をしっかりと「見える化」することにあります。

まずは着実な黒字化を実現することを第一歩として、
安定した経営基盤づくりをともに目指しています。


■ 実績・今後の目標・サポート方針

2025年10月現在、毎月訪問させていただいている法人様の黒字割合は80%となりました。

今後は80%超えの達成を目標に、
経営者様が本業に集中できる環境づくりをさらに強化してまいります。

ただし、創業まもない企業様や、ご勇退により解散を予定されている法人様など、
それぞれの状況や目的は異なります。
そのため、黒字化を一律に求めるのではなく、
企業ごとのステージに合わせた最適なサポートを行っております。


■ 今後の取り組み

今後も「黒字化」という明確な指標を軸に、
経営者様の負担を軽減し、安心して事業を続けていただけるよう、
きめ細やかな支援を続けてまいります。

ご不明な点やご相談がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。